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オレンズネロ03筆記モニターNo.4で、もう他のシャープには戻れなくなりました…。【#忘れられない一本 11】


誰にでも、忘れられない一本がある。
小学生の時に初めて手にしたシャープペンデビューの一本、
持っているだけでクラスの人気者になれた自分史上最強の一本、
受験生時代お守りのように大切にしていた一本。
そんな誰しもが持っている、思い出のシャープペンと、
シャープペンにまつわるストーリーをお届けする連載
#忘れられない一本 」。
ぺんてる社員がリレー方式でお届けしていきます。
第11弾は、ぺんてる入社5年目の、木内さん。
あなたの忘れられない一本は、なんですか?
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こんにちは。
最近、シャープペン研究部に入部いたしました。
入社5年目の木内と申します。

少し前まで、私は総務人事部というところで新卒採用の担当をしておりました。
担当ではなくなった今でも、リクルートスーツと思われる姿の学生さんがいると、大変気になってしまいます。(最近はやはりWEB説明会やZoom面接の機会が多いのか、あまりお見掛けしないですね。)
就活生の皆さんにとっては、いよいよ就職活動が本格化する時期でしょうか。ぜひ、このシャープペン研究部のnoteをじっくり読み込んで、面接に挑んでほしいと思います。(笑)


私にとって大切な、「忘れられない一本」は、オレンズネロです。

出会いは2018年12月。

品質保証部より、モニターとしてしばらく使ってください。ということで、お預かりしていたものです。


オレンズネロに出会うまでの私には、とても大切に使っていたシャープペンが1本ありました。(ぺんてる製品ではないので、名前は伏せておきましょう…。)

学生時代、ずっとそのシャープペンを使って勉強してきて、テストや受験も乗り越えてきましたので、これで挑めば何とかなる。という1本です。軸の塗装もかなりはげてしまっていて、正直きれいな状態ではないのですが、その軸を見ると「頑張ったな~」としみじみ、勇気が湧いてきます。なんだか、努力した時間がつまっていて、いつもそばで支えてくれて、応援してくれるような、文房具のこういうところが素敵だなと思えたことが、就職先として文具業界に興味を持ったきっかけのひとつでしたので、ぺんてるに入社したのはこのシャープペンのおかげかもしれないなと思っています。

ぺんてるに入社してからは、こんな風に1本を大切に使い続けることが、ほとんどなくなってしまいました。
それは、もう、会社にいるだけで、使いきれないほどの、すごい量の製品が手に入ってしまうからだと思います。(これはこれでとってもうれしいのですが。)
私は管理系の仕事をしていますので、製品を直接自分の手で扱って仕事をすることはほとんどないのですが、他部署よりサンプル等、おこぼれをいただく機会が本当に本当にたくさんあります…!喜んで自分の机までもって来るところまではよいのですが、置き場に困って取り急ぎペンスタンドにねじ込み、またいただいてねじ込み、で、いつもぎゅうぎゅうです…。
何か書くものが必要な時は、そのあたりにあるペンに手を伸ばし、つかめたものを適当に1本とって使い、そして適当にペンスタンドに戻し、また適当にとって書く、適当に戻す、…、の繰り返しで、文房具、好きなもののはずなのに、入社してからはなんだかもう大変ずぼらな感じになってしまいました。

そんなときにお預かりしたオレンズネロです。
モニターということで「しばらく使ってみて、その様子を見せてください」とのことでしたので、久しぶりにひとつの製品を使い続けることとなりました。

*オレンズネロをご存じない方のために、少々説明です。
オレンズネロは、ぺんてるの“フラッグシップシャープペン”と銘打って発売されたシャープペンでして、その名の通り芯が折れない(先端パイプが芯の減り具合に合わせてスライドすることで、芯を守る)という「オレンズシステム」に加え、ノック1回でペン先からずっと芯が出続ける「自動芯出し機構」が備わった機能がウリのシャープペンです。


そんなオレンズネロを使い続けておりましたある日、たまたま、いつものペンスタンドに無造作に詰め込まれているシャープペンを適当に手に取って作業をしていた時があったのですが、

…しばらくして、気がつきました。
書き続けていて、芯がなくなったら、ノックをしなければならない、ということが、もう面倒すぎてどうしようもありません。ある程度書くと、芯がなくなってしまうことに、いらいらしてきます…。ノックなんて、一瞬で済むことなのですが、それでも本当に本当に、面倒くさい…!!

大学生になったあたりからすっかりボールペン党になってしまった私は、正直なところオレンズネロの「自動芯出し機構」にそこまで関心がなかったのですが、気がついてしまいました。このシャープペンすごい。めちゃめちゃ捗ります…。
ノックせずにずっと書き続けていられるのが、こんなに、こんなにストレスフリーだったとは。こんなに素晴らしい製品だったとは。普通のシャープペンに戻ってみてやっとわかりました。このオレンズネロ、なんて凄いことをしているのですか…!

…と、なんだか、皆さんがきっとご存知のことをこんなに繰り返し叫んでいてすみません。
でも、出会えてよかった…と心から思っています。なによりモニターとして私のところに預けていただき、しばらく使い続けるきっかけをつくっていただき、品質保証部の方に心から感謝です…。


その後というもの、ずぼらな状態の私でも、シャープペンを使うときだけは必ず、無造作に製品が詰め込まれたペンスタンドから、このオレンズネロをしっかりと探し出しています。少しだけ背が低いので、ほかのペン類に埋もれてしまって、行方不明になることが多々ですが、それでも見つけています。


この文章を書くため、改めてオレンズネロをじっくり眺めていましたら、握って手元にあたる部分、かすかにですが、塗装が剥げているようでした。ボディもなんだかテカリがでていて、だいぶ使い込まれてきた気配です。

学生時代に大切にしていたシャープペンに比べたらまだまだですが、久しぶりに長く大切に使い続けることができているこの1本。オレンズネロは、社会人になってからの私の頑張りがつまった1本。かもしれません…!


モニターは終了したようなのですが、そのまま使っていてOKと言っていただきましたので、うれしく使い続けています。「03筆記モニターNo.4」と書かれたラベルにも愛着がわいていますので、そのまま貼り付けた状態で使っています。少々格好が悪いのですが(笑)


少し前に、父親にオレンズネロをプレゼントしてみました。
「…お!これは特許ものだ!」(?)と言いながら喜んでくれていました。
父も私同様、会社員で管理系の職種ですが、仕事で扱う書類の性質上、ボールペンが使えないことも多く、メモするときはシャープペンでないとならないシーンが多いそうです。そういえば確かに、私自身も社会人になってから、シャープペンを使う機会が増えました。
何となく、シャープペンは中高生のもの、というイメージを持っておりましたが、管理系・事務系の職種だと(もしかすると職種によらず?)、シャープペンが必要な場面が意外と多いのではないかな、と想像しています。


大人になってから、よし、仕事を頑張ろう!とか、気持ちを上げよう!といった時に文具を買うとしたら、ついついボールペン売り場を見てしまう気がします。ですが、そういう気持ちになったときにぴったりのシャープペンがあるとしたら、オレンズネロです。素敵なデザインで気持ちを持ち上げてくれるだけではなくて、実際、作業が捗ってしまいますから…!

ぜひ、社会人の方、頑張って仕事をしている方に、この集中できて、すいすい作業が進む感覚、味わっていただきたいと思います。

オレンズネロに慣れるとノックが信じられないくらい面倒になりますので、普通のシャープペンには戻れなくなる点だけ、要注意です。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。SNSでもシェアしていただけますと、とても嬉しいです。

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ぺんてる シャープペン研究部です。ぺんてるがノック式シャープペンと合成樹脂を配合したシャープペン替芯(ポリマー芯)を世に送り出してから2020年で60周年。それを記念してnote公式アカウントを開設しました。一緒にシャープペンライフを、書き合い、語り合う場をつくりましょう。